レクリエーションでは、手作業として色付け、切り絵、習字、音読、写経など、
園芸として庭で野菜や花を育てます。
また、介護スタッフと一緒に散歩したり、近くの公園に行きます。
月に1度は施設のスタッフ、ご利用者様の全員で外食を楽しみ、
3ヶ月に1度は山や海、動物園などに出かけます。
ご利用者様に有能感を感じてもらう事により、施設のスタッフに
助けてもらってばかりいるという罪悪感の軽減になります。
そして、「私もまだできる!」「自分は人の役に立っている!」と
感じて頂く事で、介護スタッフと同じ立場で毎日の生活を
してもらうことができます。
筋肉を鍛える事が目的ではなく、少し負荷をかける事で脳の活性化に繋げ、
日常生活動作(ADL)の維持を目的としています。
慣れてくる事には「身体が動くようになってきたような気がする!」と、
ご自身で身体の変化に気付くようになられます。
介護スタッフが、認知症患者の身体の痛い部位に手を当てる事で、
筋肉の緊張の緩和、血流の改善、睡眠障害の軽減に繋がります。
ご利用者様とのコミュニケーションを大事にしながらマッサージする事で、
その後のレクリエーションにも意欲的にご参加いただいております。